第1話:鍛冶屋の情熱
前回までのあらすじ:これが最初だっての!!
その日、空は黒い雲に覆われていた。
光は遮られ昼だというのに夜かと思うくらいだった。
さて、今回はトア〜ル村の鍛冶屋である坂本次郎さん(49)に注目しよう。
娘「今日はいいお天気ね♪」
坂本次郎「どこがだ!こんなに家でテレビゲームをするのに絶好な日はない!!」
娘「じゃあ行ってきます。あなた留守番お願いね。」
そういうと娘はスキップをしながら出ていった。

公園では鶏が鳴き、子供達が井戸端会議をしている。そんな雰囲気の中で魔物が襲ってきた。
子供A「いやですわおくさん。魔物がいますわよ。」
子供B「ほんとですわね。家に帰らないと。」
そんな余裕な子供にいきなり魔物が飛びついてきた!
ぐしゃ。
嫌な音と共に子供達は倒れた。そして魔物は近くにいたもう一人の少年を見つけた。
少年「助けて〜!!!」
BGM『ショタコンFighter豪のテーマ』が流れる。
噴水のしょんべん小僧にスポットライトが当たる。
そしてしょんべん小僧が割れて中から人が出てきた。ずっとそこに隠れていたのだろうか・・・
豪「誰が呼んだか3000里。美少年の声なら100km先でも聞こえちゃう。ショタコンFighter豪様が相手してくれよう!」
そんな事を言っている間に少年は魔物にやられていた。
豪「・・・ではさらばだ!!」
BGM『ショタコンFighter豪「愛」のテーマ』が流れる。
ナレーション「今日も地球の平和を守ったショタコンFighter豪。ありがとう!」
そんなこんなの間に魔物はどんどん襲い掛かっていった。
そして魔物は坂本次郎さんの家に入ろうとしていた。
ピンポーン。
チャイムが鳴った。坂本次郎さんは外へ出るとなにやら魔物がいるではないか!
坂本次郎「これは山田一郎さん。ようこそいらっしゃいました。」
なんと坂本次郎さんの視力は0.0000001だったのである!
魔物はそのまま坂本次郎さんに飛びかかってきた!
そこで坂本次郎さんはとっさに右足に持っていたつまようじを魔物に突き刺した。
なんと偶然にも急所に命中して魔物は倒れてしまった。
坂本次郎「山田さん大丈夫ですか?」
もう一度書いておくが坂本次郎さんの視力は0.0000001である。
魔物はなんの反応も示さない。
坂本次郎「じゃあ今日の夕御飯は山田さんのステーキにしよう。」
こうして坂本次郎さんはピンチを凌いだのでした。

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